クラブの広報を担当しています。具体的にはメディア対応やスケジュール管理、取材内容の確認など多岐にわたります。 また、試合での選手の活躍を撮影しSNSに投稿することも重要な仕事で、良いシーンを逃さないよう常に集中しています。 メディア対応ではおもに、選手たちが地元のイベントやSDGsの活動に参加する際の運営サポートを行っています。 メディアを通じて選手やチームの魅力をどのように伝えるかといった戦略も常に考えなければなりません。取材依頼を待つ だけでなく、イベント告知などメディアに積極的に働きかけて、クラブや選手の露出を増やす努力をしています。 メディアでのインタビューでは、選手たちの発言が誤解されることなく正しく伝わるかを常に考慮し、選手たちと共有して いくのも私たちの役割です。クラブの顔として、外部との橋渡し役として、選手やクラブのイメージを高めるために日々 奮闘しています。
やりがいはたくさんありますよ。特に、ギラヴァンツ北九州という存在が地域全体の活力になっていることを実感できた
時はすごくうれしいですね。たとえば、学校訪問で子どもたちが目を輝かせてサッカーを楽しむ姿やサポーターからの
「応援しています」という温かい声援は、日々の仕事の大きな励みとなっています。
地域の方々がクラブを身近に感じ「北九州=ギラヴァンツ」というイメージを持っていただけることは、広報としての努力
が形となった瞬間で、非常に大きなやりがいを感じさせてくれます。
この仕事の難しい部分としては、クラブや選手の魅力を伝える際の
複雑さがあります。選手たちは日々勝負の世界で厳しいプレッシャー
に直面していますが、その一方で、地域社会やサポーターのために
何ができるかを常に考えて行動していくことも求められます。
試合での勝敗はもちろん、思うようなプレーができなかったことで選手がフラストレーションを抱える
ことは多々あり、そのような時に適切な声かけをするのが非常に難しいですね。
選手の感情を理解していきながら、メディア対応やサポーターとの交流を適切にサポートしていかなければなりません。
広報というと一見華やかな印象があるかもしれませんが、繊細な対応力が求められると同時に、クラブのイメージを維持し
向上させるためのブランディングの力が試されます。選手との信頼関係が求められる部分であり、広報としての仕事の最も
難しい部分なのではないかと感じています。
ギラヴァンツ北九州の最大の魅力は、社内外、年次に関わらず、さまざまなことにチャレンジできる点だと思います。
特にSNSを利用したサポーター向けの取り組みにおいては、「サポーターが喜んでくれるコンテンツとはどんなものだろうか」ということをクラブみんなで考えています。
スタジアム体験の向上に関しても同じです。試合を観戦するだけでなく、サポーターにとって忘れがたい体験を提供するため、一体感を感じられるスタジアムの雰囲気作りからエンターテイメントの要素まで、あらゆる角度からアイデアを出し合っています。この新しいアイデアや意見において、上司や先輩も含めて否定的な反応をする人はいません。これが年齢や立場に関係なくアイデアを生み出せる開放的な組織につながっているように感じます。
社員間の絆を深めることにも力を入れています。たとえば社員でフットサルをしようと企画しました。チームワークが強化され社員同士のリレーションシップを育む素晴らしい機会となりました。また、懇親会の企画や福利厚生の改善提案などにも社員が積極的に参加して実現することも珍しくありません。
誰もが自由に参加でき、温かい環境で働ける――。それがギラヴァンツ北九州で働く一番の魅力だと思います。